美術展の入場記録 2019年12月 / ゴッホ
今月の入場記録
今月はゴッホ展に行く事が出来たので、印象などを簡単に留めておく。
美術そのものに詳しい訳ではないので、的外れな事を言っているかもしれないけれど悪しからず。
ゴッホ展
https://go-go-gogh.jp/go-go-gogh.jp
~ 2020/01/13
ハーグ派、印象派、2つの派閥からゴッホを知ろう!
展示の主軸は大きく2つで、ゴッホが関わった2つの派閥、そして弟への手紙。
ゴッホが画家として生き、関わってきた時代の流れを2つの派閥から読み解けるよう分割しつつ、全体を手紙のやり取りで貫き、"目玉" に来場者を導いていく構成になっている。
特にハーグ派時代の作品はゴッホの手紙に表れる画家などのものが多数展示されている。ゴッホ作以外でも気に入る絵が幾らかあるだろう。
この展覧会は友人と行ったので、「ゴッホの凄さってなんだっけ」と言うような話を (あくまで雑談として) しながら待機列に並んでいたのだけれど、ひょっとしたらそういう視点でみるのには調度良いコンセプトだったかもしれない。
自分がにわかながらに抱いていた筆使い的な特徴は、ハーグ派の画家それぞれに見られる特徴である事がこの展示会では見てとる事ができた。ハーグ派から離れ抜きん出た特徴が強くなるのは印象派と関わった後、精神病院に入院する前辺りではないだろうか。油絵具それ自体で盛り上げるように立体感を作り上げていくスタイルが徐々に現れていく。
最後に展示されているのが自分にとってゴッホと言えばこのシリーズと言える「糸杉」の一枚。絵画を二次元的な表現だと思っているなら、この作品が正してくれるだろう。
ちなみにゴッホの手紙は会を堅物にし過ぎない清涼剤にもなっている。ある代表作の欠点を認めつつも、懸命に「でもここは成功してるでしょ」と主張する内容には、単なる歴史上の人物として以上に、人間らしさを感じられた。
来月以降のイベントメモ書き
スターウォーズ EP 9 -スカイウォーカーの夜明け-
なんやかんや EP 7, 8 は劇場で観ているので、怖いもの観たさがある。。。
Fate 15周年展
1.“Fate”2019.12.20 (Fri.) ~ 2020.1.20 (Mon.)
2.“Unlimited Blade Works”2020.1.23 (Thu.) ~ 2020.2.24 (Mon.)
3.“Heaven’s Feel”2020.2.27 (Thu.) ~ 2020.4.5 (Sun.)
とりあえず年始に行っておきたい
特別展 ミイラ
2019/11/02~ 2020/02/24
恐竜展は行けなかったよ。。。
ブダペスト―ヨーロッパとハンガリーの美術400年
ロンドン・ナショナル・ギャラリー展
2020/03/03 ~ 06/14